はじめに
散歩
留守番
吠え
トイレ
その他
愛 犬にとっての楽しみのひとつ、お散歩。 ただ単に散歩するのも楽しいですが、しつけが しっかりできていれば、その散歩がもっと楽しい ものになります。ここでは、散歩中に起こりがちな 「人への飛びつき」「リードのひっぱり」「拾い食い」 を防ぐ方法について考えてみましょう。
パートナー (愛 犬) が楽しみにしているお散歩の時間。 犬と一緒に暮らすことを決めた時、パートナーと並んで一緒に散歩する姿を想像された方も多いのではないでしょうか?
「楽しそうに、しっぽをフリフリしながら歩くパートナー (愛 犬)」 「名前を呼んだら『なーに?』と笑顔で振り返ってくれるパートナー (愛 犬)」
しかし、現実はそれほど甘くなく、
「リードをぐいぐい引っ張って、気になるニオイをクンクン」 「好きな公園を目指してダッシュ」
そんなパワフルなパートナー (愛 犬) に大変な思いをしている方も多いのではないかと思います。
「パートナー (愛 犬) がもう少し大人になったら自然に一緒に歩くようになるだろう。」 確かに子犬はエネルギッシュで活動的なため、子犬の引っ張り癖はこの時期特有のことだと考えてしまいがちです。しかし、成犬になれば自然に引っ張り癖がおさまるかといえば、必ずしもそうではありません。
引っ張り行動のデメリット
「引っ張り」「引っ張り癖」などと言いますが、そもそも、なぜリードを引っ張らずに歩くことが必要なのでしょうか? それは、引っ張らない散歩は見た目がかっこいいということだけではなく、パートナーがリードを引っ張っていると次のようなデメリットがあるからです。
引っ張り行動が起こる理由
1) 引っ張り行動はリーダーの証拠?
一昔前までは「犬が自分のことをリーダーだと勘違いしているから引っ張る。」と言われてきました。確かに自分の好きな散歩道を選んで歩き、オーナー様が後ろをついて歩いているので、勘違いするパートナー (愛 犬) はいます。しかし散歩中にリードは引っ張るけど、お家ではオーナー様にとても従順というパートナー (愛 犬) もいるのです。 では、こう考えてみてはいかがでしょう? 多くのパートナーはお散歩が大好きです。このようなパートナーは「早く先に歩きたい、進みたい!」という気持ちが強いもの。こう考えるとパートナー (愛 犬) がリードを引っ張り、首が圧迫されても先に行こうとするのはごく自然な行動と言えるのではないでしょうか。 しかしそのようなパートナー (愛 犬) が引っ張ったら自分の好きな方向に進めるという経験をしたら、何を覚えるでしょうか? 答えは簡単ですね。パートナーは「リードを引っ張ったら自分の好きなところに行ける。」ということを学ぶのです。そしてそのような経験を重ねれば重ねるほど、「リードを引っ張る」という行動がパートナーに定着してしまう (=強化されてしまう) のです。
2) 犬は人が望んでいる行動を知らない
もう一つ重要な点は、犬の本能や習性にあります。犬がもともと身についている本能や習性の中に「出かける時はリーダーの横について歩く」という習慣はありません。そのため、パートナー (愛 犬) は「お散歩は (リードを引っ張らずに) オーナー様の近くを歩く」ということを知りません。つまり、教えられていないことができないのは当たり前といえます。